2019-03-20 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
当時、津波の被害が多く報じられましたけれども、藤沼池、藤沼湖という大きなため池がありまして、それが決壊をし、八名の死者・行方不明者を出したことがありました。
当時、津波の被害が多く報じられましたけれども、藤沼池、藤沼湖という大きなため池がありまして、それが決壊をし、八名の死者・行方不明者を出したことがありました。
先ほども話がありましたが、ため池、これは二十三年度の三次補正予算で、今も覚えていますが、福島県の中通りで藤沼池という池が決壊をしました。それで、人が亡くなりました。あのとき、津波の被害に対してどう対応するのかは日本じゅうの関心が集まっていましたけれども、私は地元にため池がたくさんあることもあり、陸地において最も居住空間に近いところの水の塊はため池なんですね。
私は、これは平成二十三年度の三次補正の際に、東日本大震災のときに、福島県中通りで藤沼池、藤沼湖が決壊をいたしまして、八名の方が亡くなりました。農業用ため池、ため池、全国にあります。津波のことが非常に水の問題としては心配されますけれども、内陸に住んでいる人が水の被害を受ける最大の脅威は、近くにあるため池の決壊であります。
藤沼池という福島県の中通りのため池が決壊をして、亡くなる方が出るという非常に残念なことが起きました。それを受けて、平成二十三年度の三次補正予算で、ため池の対策の予算をかなり新たにつくったり拡充をしたりしましたけれども、最近、予算を見ておりますと、ちょっとその辺が関心が薄れているような気がするし、予算の対応も不十分じゃないかなと思うんですね。
つまり、私が申し上げたいのは、これは二十三年度の補正予算で私は担当して覚えているんですが、福島県の中通りかな、藤沼池というのが崩壊して、七人亡くなって一人行方不明ということがありました。国としてため池を補修したり点検したりすることに直接出せる予算がなくて、そういったものを新たに創設すべきではないかということを提案させていただいて、一部対応してもらいました。
震災対策として、東日本大震災でも、藤沼池という福島県の中通りの池が決壊をして、七名が亡くなって一人が行方不明という悲惨な事件がありましたけれども、こういったため池については、今、農家も減って、ため池の維持、補修、管理というのが極めて難しくなっています。